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| 2007年秋 |
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「ウエディングフォトグラファーを受けとめる団体がなぜ無いのか?」
この集まりは最初、お酒の席のそんな話からスタートしました。
それ以来、私たちはこの活動にあたり、真剣にたくさんの話し合いを重ねてきました。 |
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| 現状の打開 |
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| 結婚式の写真に真剣に取り組んでいるウエディングフォトグラファー集まると、よく出てくる言葉は、「今の状態を何とかしたい」という言葉です。 |
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それは、一言でいってしまえば「現状の打開」ということ。
ではどんな現状を打開したいと言っているのでしょう。 |
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意見を集めてみると、
・ウエディングフォトグラファー達の地位の向上?
・ウェディングフォトグラファー達の著作権のあり方?
(契約カメラマンから良く聞かれる言葉です)
・アルバイトのカメラマンなどのカメラマン個人の質の問題?一線を引く差別化?
・持ち込み禁止の会場との対応?
・結婚産業の意識の向上?
・ etc
数え上げたらきりがありません。 |
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| 打開策を探る |
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「アルバムなどの商品価値を高めて競争力をつける」という意見。
たしかに効果があるかもしれません。でも、それは一時的な効果で根本解決ではありません。
何故ならば似たようなモノはあっという間に作られ、
その本質とはかけ離れていくのを今までにも、たくさん見てきたからです。 |
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団体や協会を設立して数の論理で発言権を得ようと考え。
利権を守るために出来上がった旧態然とした日本の結婚産業のシステムに対して、団体で政治的に自分達の意見と利権を押し通すために戦うことは、結局は同じ穴のムジナのようにしか思えませんでした。
力に対して力、これは力によって破れていく。という事ですよね。 |
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| 問題点の原因は何か? |
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この問題の根本、それは
日本人の「結婚式」に対して持っているイメージや価値観だったり、(それは戦後、メディアやマスコミによって結婚式サービスを提供する側から植え付けられたイメージ・価値観だったりします)
結婚式を産業としている者への社会的な評価だったり、
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それと日本人の写真そのものに対する価値観の問題ではないでしょうか? |
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| 写真の力 |
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私たちは結婚式という舞台で写真を撮らせてもらっています。
現状では結婚式業界のシステムから恩恵を受けているとも言えます。
システムの恩恵を受けているものが、そのシステムを否定することは、必ず矛盾が生まれます。 |
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でも業界の人間である前に、私たちは『人』を撮るという写真人です。
「写真の力」というモノをいつも感じて仕事をしています。
だから、私たちらしいやり方があると感じました。 |
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日本人は世界でも稀に見る程に写真を<撮る>民族だそうです。
しかし、写された写真はパソコンのハードディスクに仕舞われ見られる事の無い
ただのデータとなってしまいます。
一般の多くの人たちはそれ以上の写真の「力」に気付いていません。 |
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| 写真には力があります。 |
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その写真に写し込まれた記録がかつての記憶を呼び起こしイメージを膨らませます。
写真は自分達の人生に何かを語りかけて潤いをもたらしてくれるのです。 |
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それが結婚式の写真ならば・・・・
新婦の父は花嫁になった娘を見ながら、娘が生まれた瞬間からの成長の記憶を見ています。
嬉しくも切なく辛い気持ちは新婦の父の涙からあまりある程に察する事ができます。 |
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そんなシーンを余す事無く写した結婚式の写真には
人の中にある温かな心や幸せを伝える事のできる「力」があります。
それは当事者を知らない第三者にも伝わる事でしょう。
それは息吹を伝える本物の力だからです。 |
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| ウエディングフォトの持っている力です。 |
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| 現在、多く見られる結婚式の写真 |
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一般社会の人が目にする事が出来るウエディングフォトの多くは
結婚情報誌に掲載されている結婚式場やハウスウエディングの会場の広告だったり
あるいは電車の中吊り広告にぶらさがっているどこかのホテルのブライダルフェアの広告だったりします。 |
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でも多くの場合、そこに写っているのは花嫁さんのふりをしたモデルさんを写した商業写真であって
本物の花嫁さんではありません。
一般の人たちが本物のウエディングフォトに接する機会はあまりにも少ないのです。 |
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| 「現状の打開」をするには |
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業界の悪い所を声高に叫ぶよりも
まずは私たちの仕事でもある結婚式の写真を知ってもらおうと。
誰が見ても幸せな気持ちにしてくれるウエディングフォトがあることを
もっと大勢の人たちに知ってもらおうと。 |
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写真の楽しさ、素晴らしさを多くの人達にもっと知ってもらい
願わくば、日本人の結婚式や写真に対するイメージや価値観に一石を投じることができれば
何かが変わるかもしれない。 |
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本当の意味で全てを支えている一般の方々の
写真に対する価値観
結婚式に対する考え方が変わらない限り
何も変わらない。 |
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| ウェディングフォトの発表の場とその責任 |
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インターネットの登場により、
ウエディングフォトグラファーを取り巻く環境は大きく変わって来ました。
WEBによってウエディングフォトグラファー達は
はじめて公的な発表の場を手に入れることができました。
(それ以前に写真展や出版物で発表されている方々もおりますが、
恒久的にもてる発表の場としての意味です。) |
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そして、WEBをつうじて発表することによって結婚式の写真という「超私的な写真」が
何も知らない第三者にも幸福感を伝えることを確信した
ウエディングフォトグラファー達が増えていることも事実です。 |
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今、日本で写真のトップ業界は広告写真だと思います。
それ以前は報道写真が全盛の時代もありました。
どちらも世に発表する媒体があって成り立っているジャンルです。 |
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結婚写真・ウエディングフォトというジャンルもWEBという媒体を得たことによって
新しい世界が広がると期待して止みません。
大勢の結婚式の写真を撮ってるウエディングフォトグラファーたちと一緒に、
人を幸福にできるウエディングフォトを発信してきたいと思っています。 |
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| 確かなる変化を目標に |
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私たちがやろうとしている事は草の根運動のような地道な作業です。
おそらく即効力はありません。 |
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でももしこの活動が浸透したならば覆る事のない確かな力となって
必ずや良い方向に向かい変化するでしょう。 |
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| そんな未来を夢見て私たちはTWPを立ち上げました。 |
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